競走馬の毛ヅヤに注目しよう

良い毛ヅヤと悪い毛ヅヤ

一般的に毛ヅヤがよい状態というのは、毛並みが揃い整っていて、ツヤや光沢がある状態のことをいいます。一方、毛ヅヤが悪い状態というのは、毛並みが不揃いで、ゴワゴワした状態のことをいいます。
寒い時期には冬毛が生えて、このような状態になることもありますが、そのほかの季節において、毛ヅヤが悪い場合には、体調がよくないと判断すべきでしょう。

毛ヅヤが輝いて見える

天気のよい日の場合、陽の光を反射し、毛ヅヤが輝いて見えることがあります。毛色が黒っぽい競走馬の場合はこの傾向が特に顕著で、逆に芦毛の場合にはこのように見えることはあまりありません。
それだけに、芦毛の競走馬で毛ヅヤが輝いて見えた時には、かなり状態がよいと判断できるでしょう。

斑点が見える時

毛ヅヤがいい時には、まるで斑点が浮き上がるように馬体に見えることがあります。
この現象は、特に腰の付近に多く見られます。
斑点が見える競走馬の状態は絶好調と判断すべきで、特に芦毛の場合は斑点が見えやすいです。

冬毛が生え、伸びている

馬は寒さに備えるため、寒くなると体毛が伸びます。
ただ、冬毛が伸びた状態というのは、競走馬の体調が冬を越す準備をしているためであって、レースに出走するためではない。
このため、冬毛が伸びている馬は割り引いて考えるべきでしょう。

体毛を剃る

皮膚に刺激を与えて、代謝をよくすることを目的に、体毛を刈りこんでいる競走馬がいます。
体毛を刈り込むことで、体を洗った後、乾きやすくする効果もあります。

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