調子のいい競走馬というのは、全身に張りがあって、馬体を大きく見せます。逆に、調子がイマイチな競走馬は皮膚がくすんだ感じで馬体をしぼんて見せます。
ただし、それぞれの競走馬には、体型の違いがあるため、一概に太め、細めと判断することは難しいです。
好走時の馬体重などを参考に、縦の比較を心がけるようにしましょう。
腹帯から後ろへの線がゆるやかな丸みを帯びつつ、自然に股下へと続いていくラインが最もよいとされています。
このラインがたるんで見えたら太め、丸みが足りなかったら細めと判断すべきでしょう。
馬体全体が程よく丸みを帯び、必要な筋肉が充実している状態のこと。
馬体減りしていた状態から回復し、好走時の状態に近づきつつある兆しとも解釈できます。
馬の調子や状態がよく、気合を表にだして歩いている競走馬は、馬体重よりも大きく見せることがよくあります。
パドックでは、前後の馬と比較しながら、馬体重よりも大きく見せる馬を見つけましょう。
このレースが勝負という場合などに、贅肉を落とし、必要な筋肉だけを残した仕上げ方。
レース後の反動などが考えられます。